楡次老城

電視劇:龍票白銀谷喬家大院大槐樹大国医 ほか
場  所:山西省晋中市楡次区
行き方:太原市内から901路のバスで終点・楡次老城へ。(901路=太原火車站~楡次老城、3元、始点から終点まで1時間強)
     その他、晋中市内の楡次老城を始点とするバス:
       6路(楡次老城~楡次老城の循環)、12路(楡次老城~常家荘園)、30路(楡次老城~三水)

 市内の南のはずれ近くに一角に昔の街並みがまとめて残っており、ここでも多くのテレビドラマが撮影されています。大規模な改修工事をして数年前に開放されたようです。

楡次老城の入り口。老城にはタダで入れますが、入場料の必要な場所を見学するためには、通し券を買わなければなりません。

老城に入ってすぐの場所にある城隍廟。ここで「龍票」の撮影が行われています。

城隍廟の本堂に入ると、強引に神像を拝まされ、籤を引かされ(無料だと言われる)、お坊さん(仏教寺院じゃないのに?)に占いの結果を聞かされ、挙句に一家の平安を祈るためとかなんとか、蓮の花の形をした大きなローソクを押し付けられ、買えと言われます。予想通りの展開ではありましたが、400元以上という高額にビックリ。ちなみに一番小さなローソクは60元。もちろん断りましたが、別に先方は気を悪くした様子はなし。日常茶飯事なんですね。最近増えてます、こういうお寺。

楡次県衙。楡次県のお役所です。「龍票」の太原府の場面はここで撮影したようです。

県衙の大堂。ドラマではたいてい大堂の内部くらいしか出てきませんが、他に県令の住居、庭、スタッフの控え室、牢獄などもあります。

大堂の内部。カメラにフラッシュがなかったので、暗くて申し訳ありません。

こんな街並みが続きます。土産物屋など観光客向けの店が多いようでした。

老城の中央に建つ思鳳楼。「喬家大院」の祁県の街中の場面によく出てきていたと思います。

南大街。「龍票」の祁子俊(黄暁明)が玉麟格格(呉婷)につきあって街歩きをする場面を撮影したそうです。

南大街の突き当たりは清虚閣(閉まっていました)。街の端にいくとテナントが入らないのか寂れています。それとも、もしかするとゴーストタウンのような場面を撮影するためにわざとこのままにしているのでしょうか?

ここでも楡次老城で撮影されたドラマのパネルがたくさん貼ってありました。「龍票」「白銀谷」「喬家大院」「范府大院」「大槐樹」「李衛辞官」「関中男人」「太行山上」「幻影神針」「関中女人」「関中侠事」「双槍李向陽」「趙樹理」「白銀帝国」「楊三姐告状」「山菊花」ほか。

「龍票」のパネル。恭親王(修慶)のバックは間違いなく楡次県衙の大堂だとわかります。


 城隍廟、楡次県衙、文廟、中国民間文化芸術博物館などすべてに入場できる通し券は60元。バラ売りのチケットはありません。
 なお、城隍廟を出たところでデジカメのバッテリー切れという大失態。あわててカメラをレンタルしました。そのため、4枚目の県衙の写真以降はこのレンタルのカメラで撮影しています。フラッシュもズームもフィルムの自動巻き戻し機能もないシンプルなカメラで、レンタル料は10元、押金(デポジット)100元、電池代5元でした。フィルムは商品によりますが、富士フィルムかコダックなら20元~25元(36枚)ほどです。(2007年8月)

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