電視劇:唐明皇、三国演義、武則天、大唐情史 ほか。多すぎて挙げきれません。
場 所:河北省涿州市
行き方:涿州駅から4路のバスで終点。
北京から涿州へは、天橋から838路のバスで。ただしこのバス、涿州駅へ行ってくれないのでした。どこか(すみません……)で降りれば4路に乗り換えられるはずです。
1990年12月建設、1992年に対外開放されました。見たことある建物や風景がいっぱいです。
入り口。 | |
見たことのある城門。たぶん唐代風。 | |
「皇家園林」エリアにて、おそらく撮影中のドラマのセット。近くで見るとチャチな作りなのですが、テレビで見ると変わるのでしょう。手前に「撮影用で壊れやすいから、気をつけるように。床が抜けるかも云々」と小さく張り紙がありました。それでも見学自由とは実におおらか。 | |
これも見たことのある城門です。写真が斜めになっているのはご勘弁を。 | |
「唐城」エリアの街並み。さっきのセットと同じドラマ? 元宵節の場面でも撮影するのでしょうか。 | |
こちらでも提灯の飾り付けの作業中。 | |
これはホントにドラマの中に迷い込んだみたいだ~と思いました。 | |
広場に雲梯(?)が。 | |
この撮影基地のシンボル的存在、銅雀台。「三国演義」で見た時は、度肝を抜かれたものです。 | |
アングルを変えてみました。ちなみに想像はしていましたが、近寄るとけっこうチャチなコンクリ作り。映像マジックですね……。 | |
銅雀台の上から正面の池を見下ろしたところ。 | |
銅雀台の正面階段を登ったところ。正面の門の額が掛け替えられていて、内部も改装されていました。おそらくさっきと同じドラマ用。 | |
銅雀台の両翼のアーチ型の橋を渡ってみたいと思ったのは私だけではないと思います。念願かなって渡りました。床は、写真ではよく分からないと思いますが、縞鋼板……。(ちょっと幻滅。)ドラマでは絨毯などを敷いていたと思います。 | |
銅雀台は上部も広い。別のエリアに別のセットが。 | |
銅雀台の横の門。四方それぞれ違う場面を無駄なく撮影できるように造られています。 | |
銅雀台を裏側から見たところ。 | |
「漢城」の門。これもどこかで見たことあります。大きすぎて道路からでは写真がうまく撮れませんでした。 | |
漢城エリアの一部で撮影が行われていました。チラ見えの内装から、さきほどと同じドラマと思われます。柱の陰をよく見ると、衣装をつけた女性が。 | |
漢城エリアにて、街並みを再現した一角。「ここの小道具を使って記念撮影をご自由にどうぞ」みたいに書いてありましたが、いかにもやる気なさげな寂れ方。 | |
漢城エリアにて。田舎の家っぽい。 | |
ラッキーなことに、撮影風景を見ることができました。この暑い昼日中に、鎧なんか着込んでお疲れさまです。 | |
引き続き撮影中。兵士たちが馬車を守るようにして城門に向かって進んでいます。 | |
城門の下。 | |
敷地が広いので、観光客用にこんな馬車も。電動カートもありました。平日の午後、観光客はほんの少しでした。 |
開場は8:45。入場料は50元でした。工事中・作業中の資材が散らかっていたり、場所によってはしばらく使用していないのかボロくなっていたり、観光客へのサービスは感じられません。個人的には、サービス過剰よりもこのくらいのそっけなさが良いですが。
なお、北京から少し離れていますが、空気の悪さは同じ。スモッグでどんよりしてました。(2011年8月)