雁蕩山

電視劇：神鵰侠侶
場　所：浙江省
行き方：杭州あるいは温州からバス。詳しくは「雁蕩山訪問記」をご覧ください。杭州や上海からツアーに参加する手もあります。

重陽宮＝観音洞（霊峰景区）
霊峰景区にある「観音洞」。岩の狭い隙間に９層の建物が建てられています。ロケに使われたのは７層と９層だそうです。写真は第７層。重陽宮の小道士たちの教室（？）や厨房、楊過が小龍女を箱に詰めて綱渡りした蔵経閣はここでしょうか。

観音洞第７層からの眺め。楊過がロープを投げかけた山が向こうに見えます。

合掌峰。真ん中の岩の隙間の下の方に観音洞の建物が見えます。

合掌峰の全景。確かに掌を合わせたような形に見えます。右手の岩陰の建物は「北斗洞」。

絶情谷の入り口＝顕勝門（顕勝門景区）
顕勝門景区に入って進むこと約５分。建物の前にこんな看板が。曰く「顕勝門小龍女客桟」。

見上げると、２階の壁に貼られているのは、「二００四年春《神鵰侠侶》在顕勝門景区拍撮（2004年春、『神鵰侠侶』が顕勝門景区で撮影された）」の文字とドラマのスチールです。

正面に回って見ると、絶情谷で楊過たちが案内された建物のような。工事中だったため、残念ながらこうやって下から眺めただけです。改修して観光客向けの施設にでもするのでしょうか。

さらに５分ほど進むと、いよいよ絶情谷の入り口こと顕勝門が見えてきました。圧倒的な迫力で、ドラマを見ていなくても一見の価値があると思います。もっとも、タクシー運転手のおじさんは、ここは「不好看（きれいじゃない）」だと悲しいことを言っていました。中国人の趣味ではないらしい……。

顕勝門の足元です。この狭い隙間を通って、岩の向こう側へ入っていきます。川も流れていて、奥には滝もありました。

顕勝門の内側から外を眺めたところ。小龍女が楊過を思いつつ立っていた場所は、もっと上のようです。

同じく。大きすぎてカメラに収まりません。

断腸崖＝臥龍谷、小瀧湫（霊岩景区）
「神鵰侠侶」最大のクライマックス、断腸崖の場面のロケ地・臥龍谷。正確に言うと、臥龍谷はこの後ろ、小さな池のある谷間です。臥龍谷を背にして崖を見下ろしたのがこの風景。なお、この石碑はもちろんドラマで使われたものではありません。それにしても、もうちょっときれいな字にしてよ。

崖の上の地形もドラマと違うし、小龍女と公孫止が戦った岩もありません。うまく合成やCG処理をしていたのですね。

ドラマでは崖下がCGの霧で隠されていましたが、実際はこんなふうです。左手の細長い四角い岩の陰に建物が隠れているのが分かるでしょうか。何かというと、エレベーターです。

臥龍谷。金輪大王が周伯通や一灯大師やワシを相手に立ち回りを演じる断腸崖上の池は、これではないかと思うのですが。

臥龍谷を見下ろしたところ。池のほとりの亭もドラマ同様ちゃんと建っています。

小瀧湫。断腸崖から流れ落ちていた滝です。実際にドラマで見た通りに、臥龍谷から流れ落ちています。

断腸崖の谷底＝大瀧湫（大瀧湫景区）
こちらは、雁蕩山の三大見所の一つ、大瀧湫。この時は水量が今ひとつだったようで、残念。

大瀧湫の滝壺。楊過と郭襄が飛び込んだ断腸崖の谷底の池は、ここのようです。

そしてこれが、楊過が郭襄を助け上げて寝かせてあげた岩ではないかと。

16年後の再会の洞窟＝中折瀑（三折瀑景区）
実際に見た時には、ロケ現場だとは全く気づきませんでした。楊過と小龍女が16年後に再会した洞窟です。洞窟はラッパ状で、下が広く上が狭くなっています。

写真ではよく見えませんが、滝が流れ落ちています。下折瀑、中折瀑、上折瀑の三つある滝のうち、最も見ごたえのある滝だそうです。水量は少ないながら、静かな洞窟にサラサラと水音が響いて、さわやかな雰囲気です。

**重陽宮＝観音洞（霊峰景区）**
	霊峰景区にある「観音洞」。岩の狭い隙間に９層の建物が建てられています。ロケに使われたのは７層と９層だそうです。写真は第７層。重陽宮の小道士たちの教室（？）や厨房、楊過が小龍女を箱に詰めて綱渡りした蔵経閣はここでしょうか。
	観音洞第７層からの眺め。楊過がロープを投げかけた山が向こうに見えます。
	合掌峰。真ん中の岩の隙間の下の方に観音洞の建物が見えます。
	合掌峰の全景。確かに掌を合わせたような形に見えます。右手の岩陰の建物は「北斗洞」。

**絶情谷の入り口＝顕勝門（顕勝門景区）**
	顕勝門景区に入って進むこと約５分。建物の前にこんな看板が。曰く「顕勝門小龍女客桟」。
	見上げると、２階の壁に貼られているのは、「二００四年春《神鵰侠侶》在顕勝門景区拍撮（2004年春、『神鵰侠侶』が顕勝門景区で撮影された）」の文字とドラマのスチールです。
	正面に回って見ると、絶情谷で楊過たちが案内された建物のような。工事中だったため、残念ながらこうやって下から眺めただけです。改修して観光客向けの施設にでもするのでしょうか。
	さらに５分ほど進むと、いよいよ絶情谷の入り口こと顕勝門が見えてきました。圧倒的な迫力で、ドラマを見ていなくても一見の価値があると思います。もっとも、タクシー運転手のおじさんは、ここは「不好看（きれいじゃない）」だと悲しいことを言っていました。中国人の趣味ではないらしい……。
	顕勝門の足元です。この狭い隙間を通って、岩の向こう側へ入っていきます。川も流れていて、奥には滝もありました。
	顕勝門の内側から外を眺めたところ。小龍女が楊過を思いつつ立っていた場所は、もっと上のようです。
	同じく。大きすぎてカメラに収まりません。

**断腸崖＝臥龍谷、小瀧湫（霊岩景区）**
	「神鵰侠侶」最大のクライマックス、断腸崖の場面のロケ地・臥龍谷。正確に言うと、臥龍谷はこの後ろ、小さな池のある谷間です。臥龍谷を背にして崖を見下ろしたのがこの風景。なお、この石碑はもちろんドラマで使われたものではありません。それにしても、もうちょっときれいな字にしてよ。
	崖の上の地形もドラマと違うし、小龍女と公孫止が戦った岩もありません。うまく合成やCG処理をしていたのですね。
	ドラマでは崖下がCGの霧で隠されていましたが、実際はこんなふうです。左手の細長い四角い岩の陰に建物が隠れているのが分かるでしょうか。何かというと、エレベーターです。
	臥龍谷。金輪大王が周伯通や一灯大師やワシを相手に立ち回りを演じる断腸崖上の池は、これではないかと思うのですが。
	臥龍谷を見下ろしたところ。池のほとりの亭もドラマ同様ちゃんと建っています。
	小瀧湫。断腸崖から流れ落ちていた滝です。実際にドラマで見た通りに、臥龍谷から流れ落ちています。

**断腸崖の谷底＝大瀧湫（大瀧湫景区）**
	こちらは、雁蕩山の三大見所の一つ、大瀧湫。この時は水量が今ひとつだったようで、残念。
	大瀧湫の滝壺。楊過と郭襄が飛び込んだ断腸崖の谷底の池は、ここのようです。
	そしてこれが、楊過が郭襄を助け上げて寝かせてあげた岩ではないかと。

**16年後の再会の洞窟＝中折瀑（三折瀑景区）**
	実際に見た時には、ロケ現場だとは全く気づきませんでした。楊過と小龍女が16年後に再会した洞窟です。洞窟はラッパ状で、下が広く上が狭くなっています。
	写真ではよく見えませんが、滝が流れ落ちています。下折瀑、中折瀑、上折瀑の三つある滝のうち、最も見ごたえのある滝だそうです。水量は少ないながら、静かな洞窟にサラサラと水音が響いて、さわやかな雰囲気です。

　行ってみてから再びドラマを見ると、九寨溝と同様、場所は特定できないながら雁蕩山だと一目でわかる風景がいっぱいです。なお上記の場所のうち、顕勝門景区と三折瀑景区は一般のツアーコースには組み込まれていません。（2006年８月）

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