そこここに手を入れたところはあるが、大筋は原作通り。にもかかわらず、なぜこんなにもつまらないのか。
演出が素人くさいうえ、キャスティングから衣装(はっきり言って見苦しいものも)からメイクからCGにいたるまで、すべてにチープ感が漂う。オリジナルのシーンはほぼ必要性が感じられない。叮叮[口当][口当]の初登場シーンでは、突然籠で空を飛んできたかと思うと街の真ん中で歌って踊る。終わるとまた籠で空を飛んでどこかへ去る。まったく意味不明。
途中で何度も見るのをやめようと思ったが、もしかしたらいいところも一つくらいあるかもしれないと我慢して最後まで見通したが、全然いいところがなかった。金庸を面白くなくすなんて犯罪に等しい。二度と見たくない。(2006年3月)
キャスト
石破天/石中玉:呉 健
せっかく好演しているのに、ドラマ自体の出来がこれでは……。ものすごく気の毒。
叮叮[口当][口当]:周 莉
せっかく本人は可愛いのに、へんてこりんな衣装、めちゃくちゃな台本……。
阿 秀:章艶礼
上に同じ。叮叮[口当][口当]に比べりゃまともだったが。
スタッフ
総導演:王新民